みなとや呉服店

創業明治3年着物専門店

着物を吊るすためのハンガー。

和裁においては袷物の表裏のつり合いを調べるほかに

出来上がり品の全体の出来栄えを見るときに使います。

そのため裄がいっぱいまで伸ばせる形状のものがよいでしょう。

また、呉服店などで使用される展示用の衣紋掛けは

着物全体を綺麗に見せるために台付きで襟先をクリップで留めるタイプもあります。

家庭用には裄の部分が着脱式等で伸縮できるコンパクトなタイプ等

いろいろな種類があります。

 

 

衿付け止まりで測った衽の幅。

植物、藍色に染めるための染料。

日本で染められているものは蓼藍(ダテアイ)というダテ科の植物から染められたものが多く徳島県が主な産地です。

藍色に染まる植物はダテアイの他に琉球藍(キツネノマゴ科)やインド藍(マメ科)といった木から染料を取る木藍(キアイ)もあります。

またジーンズなどに染められている藍は天然藍ではなく合成藍がほとんどで藍に使われる植物に共通してあるインディカンが酸化してインディゴに代わる性質を利用して化学物質を用いて作られていますが、成分は同じであるといえます。

山藍は藍と付きますがインディカンを含まない植物で染めると青ではなく緑に染まります。

江戸時代など日本では絹の使用に度々制限があり綿製品を使うことが多く

綿・麻など天然の繊維に良く染まり色褪せしにくい藍染が重宝されました。

また藍の色が海や空の爽やかなイメージと良く合い夏の浴衣の染料によく使われます。

 

 

 

 

 

 

単衣の着物のお尻のあたる部分が破れやすいため

強度を増すために着物の内側につける布。尻あて。

 

古くは奈良時代の頃より調度品などに装飾として様々な文様が描かれていましたが、平安時代に調度品に描かれた文様は装飾の美しさだけではなく各家固有の目印として使われるようになり、公家の間で牛車の標識に紋を付け披露したのが家紋の起源と言われています。

武家においては敵味方の区別をつけるのを目的に旗幕、幔幕に家紋をあしらいました。鎌倉時代になると合戦が増え、それに伴い家紋の種類も一気に増え、ほとんどの武家が家紋を持つ時代となり、家紋が武家社会で定着してゆきました。江戸時代の藩制の完成によって家紋は敵味方の区別という目的から次第に武家社会の職階級と家格を表す象徴となりました。

また一般庶民の間でも元禄時代の頃に歌舞伎役者が付けた紋が流行したり、経済力を持ち始めた町人が紋を付けるようになり庶民の間でも広まりました。この庶民への家紋の広がりは欧米の貴族のみの使用を限るものとは対照的で日本独自の文化といえます。

家紋は現代では多用されることも少なくなっていますが和服の礼服には欠かせないものとなっています。また企業のシンボルマークに家紋をデザインに取り入れたものに馴染みがあります。

多彩な色彩の糸を使って織られた絹織物。

金糸銀糸なども使われ高い技術を用いて繊細な文様に織られたものも多く高価なものもある。

代表的なもので佐賀県の佐賀錦、京都の西陣錦織りなどがあります。

日本の染色工芸の一つ。

江戸時代中期の京の扇面絵師の宮崎友禅斎が創始者と言われている。

すでにあった防染糊を使う染色技法を使って、友禅斎の扇絵の画風を応用して染色したもの。

当時は贅沢を禁じる時代でもあり金箔や摺箔に豪華な刺繍は禁じられていたため

複雑な模様と多彩な色で描かれた華やかな友禅染は江戸の武家、町民にとても人気となった。

染め方には本友禅と言われる手染め友禅、型紙を使って染める型友禅などがある。

また京都で染められたものを京友禅、加賀で染められたものを加賀友禅と呼び

加賀友禅は友禅斎が京から加賀へと移り住み広まったと言われています。

他にも代表的な友禅染に単彩で都会的なデザインが粋な東京手描き友禅があります。

 

 

 

 

経緯糸が交互に交差する平織とは違い、経糸、緯糸が2本または3本上に出た後、1本下を通ってを繰り返す織り方。

布面に斜めのうねが出来る。

平織と比べると摩擦による強度は弱くなるが、地合は密で柔軟で伸縮性にも優れています。

一般的にはデニム生地やカシミア、フランネル(綿ネル)、ドビーなど。

着物生地としてはあや羽二重、紋羽二重、小倉織など。

経糸と緯糸が1本ずつ交互に交差した織り方で織物の中でも最も単純な組織。

布面は平らで丈夫で摩擦にも強い。

織り方が簡単なので色々なものに用いられ用途も多い。

織り方は単純ではあるが太い糸、細い糸を織り混ぜたり

糸の撚りを変えることで色々と変化のある織物となる。

着物生地としては羽二重、塩瀬、モスリン、金巾、縮緬、上布などが平織で織られています。

タンスにしまった衣類を湿気からくるカビや変色、また毛織物に付く虫から衣類を守る為にする作業。

土用の頃(7月下旬~8月上旬)に、梅雨時期に湿気を含んだ絹、木綿、麻類はカビが生えやすいので風を通してカビや虫の害を防ぎます。

毛織物は土用の頃に毛織物を好物とする害虫のカツオブシ虫(シミとも呼ばれています)が産卵期となるため

土用の虫干しを避けて秋の10月から11月ごろの乾燥した季節にするのが良いとされています。

また、1月下旬~2月上旬は空気も最も乾燥しているので湿気を抜くために寒干しをします。

虫干しの仕方は、お天気の良い日が数日間続いた日に行います。

衣類をタンスから出し、風通しの良い日差しのあたらない場所で正午を挟んで4時間ほど干します。

収納時には防カビ・防虫剤を入れますが、いろいろな種類を混ぜたり規定量より多く入れたり

衣類の上に直接置くと変色の原因になるので注意が必要です。

また防カビ・防虫剤はガスを揮発して効果を発揮するため衣類の下に置くのではなく一番上に適量置くのが最適です。

収納には吸湿性の優れた桐の箪笥が一番良いとされています。また着ることも虫干しになります。

虫干しをするのが面倒な場合でもタンスにしまいっぱなしにしてしまわず

せめて空気が乾燥した天候の良い日に家の風通しを良くし引き出しを開けて風を通すだけでもずいぶん違います。

虫干しをすることによって、点検しシミやカビなどの汚れを見つけてしまった場合も

早めに対処すれば綺麗に落とせることも多いので1年ごとに虫干しをすると良いでしょう。

 

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