士乎路紬 格子 藍
通常価格 ¥418,000格子 泥
呉服屋の女将さん達に愛用者の多い士乎路(しおじ)紬。
能登半島が昔「志乎路(しおじ)」と呼ばれていたことから命名された紬で、水島繁三郎の手によって1970年代に生み出された、まだ50年ぐらいの歴史の新しい紬です。
水島繁三郎は現ユニチカの工場長などを務め、在職中から日本の織物に興味を持ち、全国を視察して周りました。
その研究の中、糸は本場結城紬の手引き真綿糸、染めは大島紬の泥染に惹かれ、その両方の優れた部分を兼ね揃えながらも、求めやすい価格のものを作りたいという思いから能登半島の羽咋(はくい)に工房を作り、士乎路紬が出来上がりました。
糸は、結城と同じく手引きの真綿糸を使用。
結城紬はよりのかかっていない糸を使いますが、士乎路紬は節の太い部分を丁寧に取り除きつなぎ合わせ、それに右よりと左よりの生糸を巻きつけ糸の太さを均等にし高機で織り上げています。
また、染めは泥田で幾度も染め重ねていく大島紬とは異なり、草木染などの植物染料と泥エキスを併用し科学の力を使い染め上げています。
士乎路紬は味わいがあり、包み込まれるようなふんわりと軽い着心地が特徴で、シワになりにくいと愛用されております。
こちらの士乎路は『室町の加納』オリジナル商品。
白地に藍で、太さの違う縦縞・横縞で市松模様になったモダンで、爽やかなお着物です。
『室町の加納』さんは織物の専門問屋ですが、全国各地の伝統的なこだわりの織物を扱っているメーカーさんで、創業当初は特に大島や琉球ものを多く扱っていました。
加納さんの展示会では全国の珍しい1点物のお宝の商品が集まるので、この時ばかりは前泊で京都に入って朝一で並んで仕入れをするほど希少なこだわりの逸品を取り扱う問屋さんです。
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